ターゲットであるカーナビ(99000-79AW5-000)に付属のマニュアルから、動画遊びの際に必要な各種の仕様を確認する。
使用可能なメディア
このカーナビではSDカードとUSBメモリーが使用できる。
マニュアル180ページ「SDメモリーカード・USBメモリーについて」によると、
- 32GB以下のSDHCカード
- 32GB以下のUSBメモリー(USB2.0、FAT32)
となっている。
SDHCカードはカーナビ本体でもフォーマット(初期化)が可能ではあるが、どうせ動画遊びはPCでやるので、パナソニックのサイトから「SDフォーマッター」をダウンロードしてインストールしておくと色々と使える。
ファイルシステムはFAT32なので、1ファイルの最大サイズ(4GB)などの制限はFAT32の仕様に依存する。小さなファイルを大量に作成する場合は1フォルダ内のファイル数の制限などをチェックしておくと良い。
実際に使用するメディアであるが、車内で使用することを考慮すると半分屋外での使用みたいなものである。耐熱、耐寒、耐衝撃、耐水などに対応しているとベストである。
USBメモリの場合は金属筐体であると放熱性が良い。動画再生中はUSBメモリ本体が結構熱を持つので、グローブボックスの奥に入れっぱなしの場合はビニール製の車検証入れとの接触に注意が必要だ(実話)
……と言うこともあり、自分はカーナビでの動画遊びにはSDカードを使用している。
アマゾンでのセールで、32GBのSDHCカードが900円を下回った時に複数枚買い足している(大体、880円台)
後述するが、1本の映画ごとに光学ディスクを入れ替える感覚で、複数のSDカードを入れ替えて再生している。
動画再生能力
動画再生能力の仕様を確認する。これは付属マニュアルの181ページ「データ作成時の留意点」の「動画データについて」の内容だ。
対応規格、プロファイル
MPEG-4 AVC、Simple Profile レベル3まで
H264、Baseline Profile レベル2.1まで
映像
コーデック
MPEG-4 AVC、H.264
ビットレート
216 kbps ~ 4 Mbps
フレームレート
15 fps、30 fps
最大解像度
720 x 480
音声
コーデック
AAC-LC
ビットレート
8 kbps ~ 320 kbps
サンプリング周波数
16 kHz …… 44.1 kHz、48 kHz
ファイルサイズ
1 GB以下
これらの内容から、今回の動画遊びのゴールを設定する。
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