2023年9月4日月曜日

普段使いPCの更新(MACHINIST X99 D8 MAX)

始めに

 普段使いしている PC の調子が悪くなってきた。

「どうにかしないとなあ…」とぼんやり思っていたところ「中古パーツでロマン仕様 PC を自作する」と言う動画を見た。

これは!と思い、少し調べたところイケそうな感じだったので今回は中古パーツによるロマン仕様 PC で1台組んでみることにした。

ロマン仕様

特にこれ!と言った使用目的は無いのだが、いわゆる「普段使い」の PC である。
この普段使いの PC のためにアホみたいなスペックを用意するのが「ロマン仕様」である。

通常は金さえ出せばアホみたいなスペックの PC は自作できるが、今回はお父さんのお財布にも優しいレベルで何とかしたいと思う。

マザーボードとCPU

少し調べたところ、どうやら X99 チップセットを使ったマザーボードが新品で安く入手できることが判った。
X99 チップセットを使ったマザーボードは当時はハイエンド向けまたはワークステーション用として高価だった。
当時はマザーボードだけの値段で 5 ~ 10 万円以上していた。
X99 チップセット自体はとっくに旬を過ぎているが、新品のマザーボード(※)が現時点で2万円弱で入手可能であることに驚いた。

※ マザーボード自体は新品であるが X99 チップセット自体が新品であるかは不明である。なお、PC の完成後に CPU-Z で確認したところ X99 チップであることは確認できた。

そしてこの格安 X99 マザーには CPU ソケットが2つ付いているものがあった。
大昔、ABIT BP6 でデュアル Celeron 機を自作したことがあったが、今回はそれ以来のデュアル CPU 機を組んでみようと思う。

この X99 マザーは LGA2011-V3 ソケットが2個付いている。
このソケットに対応する CPU、そう! Xeon である。
ついに仕事ではなく自宅で使う PC に Xeon を使う日がやってくるとはw

そして今回はロマン仕様の中でも一番高価なパーツである CPU を中古で用意することにした。
これも少し調べたところ、数千円~数万円で Xeon を購入できることが判った。
色々検討した結果、お値段と CPU パワーのバランスで Xeon E5-2695V4 ×2を選定した。
こちらは物理コアが 18、論理コアが 36、動作クロック 2.1 GHz、TDP 120W である。
これを2基搭載するので論理コア数は 72!になるw

選定にあたっては、

  • コア数は可能な限り多く(ロマン仕様)
  • TDP は低め(冷却が面倒)
  • 3次キャッシュ多め
  • 動作クロックは 2 GHz 以上(ブースト時 3 GHz 以上)
  • 可能な限り安価で
として、この条件で比較検討した結果、E5-2695V4 が 4,944 円だったw
こんなスペックの Xeon が1個5千円しないなんてw

メモリ

Xeon か X99 チップセットの制約?により、いわゆる「サーバー用メモリしか使えない」となっていた。
そこで DDR4 ECC Registered 2400 MHz、32 GB ×4本、合計 128 GB を用意した。
通常では高価なメモリではあるが、今回はこちらも中古で用意することにした。
こちらのメモリ、4本で 19,174 円だったw

今回は4本購入したがデュアル CPU 用なので1つの CPU あたり2本となる。
Xeon と X99 の組み合わせでは 4CH(クワッドチャンネル)のアクセスが可能であり、このマザーでは1つの CPU に4つのメモリソケットが付いている。
そこで、今回中古で購入したメモリがうまく働く様であれば追加で購入して、4CH アクセスで合計 256 GB まで拡張しようと思う。

今回の完成後に CPU-Z で確認したところ、2CH(デュアルチャンネル)のアクセスとなっていた。

パーツリスト

今回用意した主なパーツは以下の通り。
  • マザーボード MACHINIST X99 D8 MAX 19,277 円(新品)
  • CPU Intel Xeon E5-2695 V4 ×2 4,944 円(中古)×2
  • メモリ DDR4 ECC Registered 2400 MHz 32GB ×4 19,174 円(中古)
そして、今回これらのパーツは AliExpress を通じて中国のショップから購入した。
マザーボードは MACHINIST official store から、CPU とメモリはどこかの知らないショップから購入したw

今回初めて AliExpress を利用して買い物をした。
AliExpress での買い物の詳細についてはどこかの解説ページを参照した。
平たく言うと、購入代金は一旦 AliExpress に支払うが、到着した商品の内容を購入者が確認できたらショップに入金されるので、一応、購入者は保護されている。

これらのパーツは注文してから大体1週間程度で到着した。
本当は動作確認をしてから[配達確認]をしたいところではあるが、これらのパーツを個別にテストする環境がなかったので、まあいいか、と支払い指示をした。

さて、ここから普段使い PC を組み立てるのだが、これがなかなか苦労したw
大体が「MACHINIST X99 D8 MAX」が原因なのだが、その話しは「組み立て編」で述べようと思う。


2021年8月24日火曜日

ジムニーのフロントスピーカー交換 Day2(完結編)

さて前回は P1000K を魔改造して、126mm で固定できるようにした。

今度こそと思い、再度取り付け作業を行なった。

運転席側のサイドステップ、スピーカーカバーを外す。
T型コネクタで P1000K を接続して、インナーバッフルボードと共に車体に固定する。

おぉ、ちゃんと上下の M6 ビスが締まる(あたりまえ)
と言うことで、無事 P1000K がジムニーに取り付けできました(パチパチ)

運転席側に取り付けた P1000K

続いて、助手席側の取り付けを行なう。

運転席側と同じく、サイドステップ、スピーカーカバーを外す。

助手席側の純正スピーカー

取り外した助手席側の純正スピーカー(T型コネクタ)

助手席側に取り付けた P1000K

 と言うことで、助手席側も無事 P1000K の取り付けができました(パチパチ)

テスト的にちょっとだけ音を出してみた感じでは、高音が良く出ている印象。
これまで純正スピーカーでは少しだけ低音を持ち上げていたが、イコライザーをオフにして一旦フラットな状態に戻してみた。この状態でしばらくは様子を見ようと思う。

エージングを兼ねて色々な曲を再生してみようと思う。
P1000K が馴染んで、音が出てくるようになったら、場合によってはデッドニングをするかもしれない。
メインスピーカーを P1000K として、今後低音と高音をどうするかを考えてみようと思う。

これから車内で P1000K の音を聞くのが楽しみ♪


ジムニーのフロントスピーカー交換(魔改造編)

 うちのジムニーくん(JB23W-10)のフロントスピーカーのネジ穴間の距離が 116mm だと思ったら 126mm だったことが判明したのが、前回。

フォステクス P1000K のネジ穴間の距離は 116mm。予定ではポン付けできるはずだった。

と言うことで、P1000K を 126mm で固定することになってしまった。
さて、どうしたものか……

P1000K のフレームの対角のネジ穴間の距離は 116mm なので、このネジ穴をキレイに残した状態で取り付けるのは無理だろうと判断して、任意の位置でネジの締め付けができるように楕円のネジ穴っぽくすることにした。
四角いフレームの2ヵ所の角を切り飛ばして、ネジ穴を楕円にした。

P1000Kのネジ穴を楕円にした

また、インナーバッフルボードと P1000K の密着性を高めるために、フレームの裏側に防振性のあるスポンジテープを貼り付けた。

P1000K のフレーム裏にスポンジテープを貼った

M6 ビスに大き目のワッシャを使ってなるべく広範囲でフレームを抑えるようにした。
(対角の2ヵ所のビス止めでしかスピーカーを固定できないので)

P1000K が 126mm で固定できるようになった

よーし、これでようやく P1000K がジムニーに取り付けられるようになった(はず) 

(続く)

 

魔改造について

P1000K を色々と魔改造してしまいました。フォステクスさん、オーディオファンの皆さん、ごめんなさい。

自分はただ P1000K をジムニーの車内で鳴らしたらどうなるかなぁと言う期待と好奇心を満たしたかっただけなんです。