スピーカーの選定
さて、今回ジムニーくんはどんなスピーカーにしようかなあ、と考えた。
カーオーディオ各社で10cm型を調べると、ハイレゾ対応のセパレート型を各社で販売している。まあこの辺りが妥当(無難)だよなあと思いながらアマゾンで調べていると、1つのスピーカーが目に付いた。
フォステクス(FOSTEX)の「P1000K」だ。こちらはいわゆるホームオーディオ用の 10cm フルレンジスピーカーである。
フォステクスさんは、以前に昭島市に住んでいた時に近所に本社があり、知っている会社だ。
アマゾンのレビューを見るとオーディオ好きの皆さんが褒めていて、中には車に取り付けている人もいた。値段もお手頃だ。
ここで「ちょっと変わったことをやってみようかな?」と言うB型の血が騒いでしまった。
と言うことで、今回はホームオーディオ用の P1000K をジムニーのフロントのメインにすることにした。
ジムニーの音場整備計画ではフロントにはセパレート型として個別にツイーターを設置する予定なので、まずはフルレンジの P1000K だけでどこまでの音が出るのかを確かめてみようと思う。
段取り(事前準備)
今回は木製(MDF材)のインナーバッフルボードを使ってみようと思う。P1000K 2個と合わせてアマゾンでポチった。
続いて、主にネットで色々と調べた。諸先輩方のブログやカーオーディオメーカーの取り付け情報だ。以下、そのまとめ。
車両(ジムニー JB23W)
- 純正スピーカーは直径 10cm、M6 のビス2本で車両の鉄板に直付け
- インナーバッフルボードを使う場合は元々の M6 ビスでは短いので M6 x 25 が良い
- 純正スピーカーの配線はT字型のコネクタで接続されている
- カーオーディオメーカーの取り付け情報ではスピーカーのネジ穴の距離は 116 mm
スピーカー(P1000K)
- ファストン端子 205 型(+、-)
- 以前はエーモンでファストン 205 型のギボシ端子を発売していたが現在は生産終了
そこでホームオーディオ用のファストン端子 205 型(オーディオテクニカ製)をアマゾンでポチった。また、ホームセンターで M6 ビス(M6 x 25、ステンレス)を用意した。
入手した P1000K の取説を確認するとネジ穴間の距離はちょうど 116 mm だった!
「これはイケる!ポン付けできるかもw」と喜んだ。
ところが P1000K のネジ穴に M6 ビスが通らないw
そこで、テーパーリーマー(エンジニア製、TR-01)と言う工具をアマゾンでポチった。これを使って P1000K のネジ穴を少し広げて M6 のビスが通るようにした。
また、P1000K を配線するためにファストン端子 205 型をT字型コネクタに変換した。
エーモンのスピーカー変換ハーネス(T型汎用、#2076)を用意して、先端をファストン端子に変更した。
以下、ここまでの様子。
入手した P1000K(赤い端子が+) |
エーモンのコネクタを切って、ファストン端子を圧着する |
長さが違うw |
白線の付いたケーブル(T字の縦)が+ |
P1000K とテーパーリーマー |
P1000K のネジ穴を広げる |
M6 ビスが通るようになった P1000K |
JB23Wのスピーカー取り付け情報 |
P1000K の取扱説明書 |
(続く)
おことわり
ホームオーディオ用のスピーカーを車載するにあたり、私は自己責任の上で本来の用途以外で使用しています。
一般に車載用スピーカーでは耐熱・耐寒・耐候性・耐振動などが考慮されていると思います。
本記事の読者が、記事の内容を参照/実行する際は、
- 発生した全ての事象は読者の自己責任とする
- 私、およびフォステクス社は一切の責任を負わない
これらの項目に同意できない方は実践しないでください。
また、
- スピーカー本体や部品の脱落によって運転操作に支障がないこと
- 電気配線の不具合などで走行中の停止や車両火災が発生しないこと
必要な知識・技量の無い方は実行しないでください。
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