2011年3月26日土曜日

計画停電の詳細化(それでも、うちは停電しないだろう。。。)

計画停電の詳細化が発表された。
今日は卒園式(やっぱりうちは停電しないっぽい)」にも書いたが、計画停電の詳細化・細分化が進めば、うちの地域も停電するだろうと思っていた。

ところが発表された内容を見ると、1つのグループ内を県別にサブグループ化しただけであった。
1日2回予定されているグループはサブグループ単位で1回ずつの停電とするようである。

あぁ。。。詳細化・細分化ってそう言う意味だったのかぁ。

となると、俺が考えていたのは「精密化」と言う意味になる。実際に停電する地域が大雑把すぎるので、本当に停電させたくない重要施設のみを残して、それ以外をもっと停電させると言う意味に考えていた。

結局のところ、停電のON/OFFスイッチはでっかいままなのである。

ニュースを見てると、停電格差による不公平感が大きくなってきている。
最初の頃は「製造業の生産活動への影響が大きいだろうなぁ」とは考えていたが、最近では小売などで近隣の停電していない地域に客が流れているようである。
通りを挟んだ向かいの地域が停電していなければ、そちらで買い物をするのだと言う。まぁ、そりゃそうだわなぁ。これは、しゃれにならないなぁ。

いくら事前にアナウンスするとは言っても、本当に現在の方法が良いのだろうか?
日によって停電したりしなかったり、また停電する時間が朝、昼、午後、夕方、夜と変わったりと、停電すること以上に負担が大きいように思う。
公平感のためとは言え、本当にローテーションが必要なのだろうか?

もし技術的に可能であれば、居住地域と商業・工業地域で別計画にしても良いのではないだろうか。
商業・工業地域では停電する時間のローテーションを1週間、1ヶ月単位まで延ばして、午前、または午後の3時間停電する、とか。
もしそうなると「今週は午前中停電しているから、始業は午後から」となり、電力以外にも人の移動などの色々なピークが分散されるのではないだろうか。
そうすれば、サマータイム導入よりも、確実に社会のリズムが変化すると思う。
(ちなみに、システム屋の俺としてはサマータイムの導入は猛反対である)

いぜれにせよ、停電スイッチがでっかいままでは無理だ。
例え精度が悪いとしても停電の精密化を可能としなければ、停電格差による歪みが広がる一方である。

計画停電を長期化させるのであれば、現在の大雑把なコントロールでは何をどうやっても、いずれ破綻する。「みんなお互い様」「がんばれ日本!」とは言っても、我慢の限界を迎えるだろう。

と言うことで、停電スイッチがでっかいままなのが確認できたので、恐らく、今後しばらくは、うちの地域は停電しないだろう。。。

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