2011年4月23日土曜日

「魔法少女まどか☆マギカ」すごかったネ(心地よい余韻とは何だろう?)

やっと終わったよ、何もかもw

2011年4月21日「魔法少女まどか☆マギカ」第10話、第11話、第12話(最終話)、TBSにて視聴終了。

東日本大震災の影響で11話以降が放送中止となったが、この日、3話連続放送となった。

これは「もしも」の話しだが、本来のスケジュール通りに放送されていたとしたら、第11話、つまり最終回のひとつ前が終わった時点で「えらい事」になっていただろうと思う。

それだけ第11話の「引き」が良かった。すごかった。
「えぇぇぇぇ、この後どうなるのぉ?」「1週間待てないぃぃぃ」となっていただろう。
ところが3話連続放送なので、2、3分ほど待てば最終回が始まったのであった。

これは製作者に同情する。
ツイて無いとしか言えないが、それだけ10話、11話の内容が良かっただけに残念である。
30分の尺の中で、計算されたコンテが見事だった。
まくし立てるのでもなく、間延びするのでもなく。実にテンポが良かった。

第11話で、何故まどかが「最強の魔法少女」の資質を持つのか?が明かされる。(ほぉう)

ここで意外な人物が登場する。
これまで魔法少女たちの世界で話しが進んできたが、まどかママと担任の先生(二人は友人)、つまり大人たちが出てきた。これにより、物語の世界観に対するリアリティが裏打ちされる。

そしてついに「ワルプルギスの夜」が始まる。

現実?の世界では「スーパーセル (気象)」の発生と認識され、一般市民は避難所に退避することになる。
(この辺りの表現が今回の放送中止の原因のひとつとなったように思う)

避難所の中で、覚悟を決めたまどかに対峙するまどかママ。
この辺は「フレッシュプリキュア!」におけるラビリンスとの決戦前夜みたいだ。

そして第11話の最後の「引き」にて、ついにまどかは決意する。

以前、「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その4に、
「何らかの事情があってそのために魔法少女になる」ものと思っていたが、「まどかが魔法少女になること」自体が最大の山場になるのかもしれない。
と書いた。

さて、まどかは何を望んで魔法少女となるのかぁぁぁぁ?と、ここで11話が終わるw

もしこの時点で1週間引っ張られたら、俺たちはそれこそ1週間、悶々としたことだろう。

。。。で、第12話(最終話)である。

。。。うん、なんだろ。。。最近は、こういうのが流行っているのか?

決して、「まどか☆マギカ」の終わらせ方に不満がある訳ではない。
「そうキタかぁぁぁ、なるほどねぇぇぇぇ」と思った。

「最近は」と書いたが、「ハートキャッチプリキュア!」がこれに近い感じだった。

つ・ま・り、どういう事かと言うと、
  • 優秀なスタッフたちにより練り上げ、計算された物語である
  • ファンタジー(フィクション)とシリアス(リアリティ)のバランスが良い
  • 大きな矛盾も無く破綻せずに、物語が着々と積み上がって行く
  • けっこー、スケールの大きな話しになる(大きな風呂敷を広げる)
  • 最終回のひとつ前で、視聴者のテンションがMAXとなる
と言える。

そ・し・て、期待度MAXの最終回がどうなるのかと言うと、
  • 意図的に、物語のすべての伏線が回収されない
  • その結果、いわゆる「大団円」とはならない
  • かと言って、バッドエンドではない
  • 最終回のAパートとBパートの間で(大きく)時間が経過する
  • Bパートは日常を取り戻した後日談となっている
  • 時間の経過をはさむ事で、回収されなかった伏線は有耶無耶にされる
  • 「後日談」は続編の存在を匂わせている訳ではない
と言った特徴になるのである。

つまり、一言で言うと「モヤモヤする」のである。。。
圧倒的にスッキリ感が足りていない。。。

これは何故なのか?
恐らく、最終回のAパートとBパートの間で大きく時間が経過するので、物語の不連続性が気持ち悪いのではないだろうか。

学生の時、学祭で泥酔して、翌朝、介抱してくれた先輩の部屋で目が覚めた時、体調が優れないことよりも、記憶の中に不連続なところがあるのがもっと気持ち悪かった。

最終回のAパートとBパートの間でCMが入り、「少しの間、目を閉じていたら」全く別の後日談が始まるので、Bパートの最初では事態を把握するのにエネルギーが必要なのである。

そして、「ナンだカンだでちょっとイイ感じ」の後日談で、有耶無耶にされている気がするw
「全てを語らないことがスタイリッシュ」みたいな風潮?なのか?

例えば、エヴァ(TV版)の場合は「現場の破綻」が想像できるので、TV版の最終回は「まぁ、そんなもんか」と納得?もする。

また、ナデシコの最終回の場合は、尺の計算が間違ったものの、一所懸命に大団円に向けての努力が感じられた。その結果、まくし立てるようなBパートだったけどw


そう言えば同じ脚本家つながりで「Phantom ~Requiem for the Phantom~」も、モヤモヤする終わりだったなぁ。。。
ネットでもしばらくの間、最終回の是非?について色々と言われていたなぁ。
もっとも「Phantom」の場合はいわゆるバッドエンドだったけど。


恐らく、今この時、色々な人が色々なところで「まどか☆マギカ」についてのまとめや考察をしていることだろう。
最終回の作中のように、ピンク色の光の矢が日本中に降り注いで、色んな人たちがエネルギーを発していることだろう。(そしてピンクの矢は海外にも届いているだろう)

ハルヒ風に言えば、「まどか☆マギカ」についての「情報爆発」が起きていることだろう。

なにしろ、4/21の前夜祭?の時点で、1スレッド(1000レス)を消費するのに15分程度しかかからなかった程の勢いだった。
2ch専用ブラウザのオートリロードが追いつかない勢いだった。

俺はこのムーブメントw、もしくはビッグウェーブwを体感したことを幸せに思う。

最後にまどかの台詞で終わりにしよう。

「だって魔法少女はさ、夢と希望を叶えるんだから。」

関連記事:
(第6話まで)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その1(たぶん)
(第7話)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その2
(第8話)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その3
(第9話)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その4
(第10話)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その5

(ここで「東日本大震災」が発生)

「魔法少女まどか☆マギカ」この後どうなるの。。。
「まどマギ欠乏症」(俺もだ)
「まどマギ欠乏症」への対処(まどマギ成分補給)
「まどマギ欠乏症」への対処 その2(じゃあ、お薬出しておきましょう)

(第10話、第11話、第12話の放映日決定)

「まどマギ欠乏症」への対処 その3(事態は収束へ向かうのか?)

(第10話、第11話、第12話)「魔法少女まどか☆マギカ」すごかったネ(心地よい余韻とは何だろう?)

「魔法少女おりこ☆マギカ」おもしろいね(同時に、こえぇー)

2011年4月14日木曜日

投資と投機と賭博の違い(自分の相場観を考える)

今日は、たまたま目に留まったメルマガの記事に少し考えさせられた。

それは(狭義の)システムトレードの人の記事「採用試験で投資と賭博について質問してみたところ、応募者の回答が予想以上に面白いことに」だった。

この記事は、
経済成長に投資活動は必須である一方、投資と投機の境界はもともと曖昧である。
また、投機性の高い取引は賭博とほとんど変わらない。
一方、世界の多くの国において賭博は違法行為である。
この状況について、次のうち自分の考えに近いものを選び、思うところを述べよ。

(a) 賭博と投機には明確な違いがあり、賭博を法で規制するのは理にかなっている
(b) むしろ投機と投資の違いを明確にすべきであり、賭博と投機をともに違法とするべきである
(c) むしろ賭博を合法化すべきである

と言う内容の質問と、その答え(解答例と著者のコメント)についてである。

記事中には「唯一の正解は無い。求人への応募者の相場観を見るための質問」とある。

記事中のこの箇所まで読んだところで、自分でも少し考えてみた。

自分の中での「投資」と「投機」については「雰囲気」で分けていた。

つまり、
  • 投機==博打(投機は博打のような経済活動である)
  • 投資!=投機(投資は投機ではない経済活動である)
と考えていた。
また、学術的でない一般的な書物でもこの様に書かれていると思う。

「経済活動」とは言うものの、最近では子供への教育も、金融商品や不動産などと同じレベルで「投資」と言われる。
(さすがに「子供への投資」とは聞くが「子供への投機」とは聞いたことがないなぁw)

では改めて「投資」と「投機」の違いについて考えてみると、上記の設問中にあるように、これらの境界は曖昧であると言える。

「手段」や「手法」の違いなのか、または「許容できるリスクの大きさ」の違いによるものなのか?

投資と投機は、同じルールが適応されるゲーム中では同じ手段で実行される。
また許容リスクの大きさは個々の問題であり、明確なしきい値は存在しない。

もしくはプレイヤーの持つ「射幸心の大きさ」wによる違いなのか?
そもそも、射幸心は定量化できないので、両者の違いの尺度には使えない。

。。。と、ここまでは、まぁ良い。

上記の設問は「投資」と「投機」と「賭博」の3つを横並びにして、さらに適法・違法の違いを議論の中に盛り込んでいる。

話しの次元数が増えたみたいで、ここでハタと考えてしまった。

この記事の中で著者は、幾つかの解答例から以下の視点でコメントしている。
  • 実体経済との関係がある/ない
  • 物質的な生産活動であるか否か
  • 健全な市場として、明快なルールが公平に適応されること
  • 偶然性が高い/低い

ひとつ面白かったのは、
(金融商品の取引は)たしかに物質的な生産はまったくしていませんが、娯楽としては機能しているからです。
デイトレードであっても、それによってワクワクドキドキがあったのであれば、それに娯楽としての価値は確かに存在します。
物質的な生産でなければ価値がない、という主張をするのなら、映画監督や漫画家やスポーツ選手の活動も同様に否定されなければならず、それはさすがに無理があるでしょう。
と言うコメントだ。

この中の「娯楽」と言うキーワードが、この話しを考えるためのヒントとなっている。

つまり、法規制(一定のルール)によって「娯楽化」できるか否かが、分岐点のようだ。

  1. 明確なルールが定義できない → 規制の対象
  2. ルールがフェアに適応されない → 規制の対象
  3. 「娯楽」のレベルを超えている → 規制の対象

1については、偶然性が高いもの(公営ギャンブル、パチンコ、宝くじ等)は法規制下で許可される。
偶然性が「非常に」高いもの(サイコロ、野球賭博など)は法規制により禁止される。

2については、イカサマ、八百長、インサイダー取引などが、法規制により禁止される。

3については、射幸心を「過度に」煽るものは禁止され、過度とならないように「調整」を受けて法規制下で許可される。(金額、景品、懸賞、確率、期待値などへの制限)

著者は記事の終わりに
少なくない割合の人間は、失敗のリスクをとって果敢にチャレンジする本能を持っています。
(中略)
賭博が法で規制されている理由は、おそらく賭博に入れ込みすぎて人生を誤る愚か者を事前に救うためですが、そのために重要なチャレンジ精神まで規制するのでは損失のほうが大きいでしょう。
としているが、この「チャレンジ精神」への言い換えについては若干違和感を感じた。

出典は忘れたが、
  • 自分でリスクをコントロールできる → 投資
  • 自分でリスクをコントロールできない → 投機
と言う定義があったかと思う。

この場合のリスクは狭義の「失敗」と言う意味ではなく、広義の「不確定要素」と言う意味だと思う。

東日本大震災の直後、個人投資家がオプション取引にて億単位の追証を発生させたと言う。

ネットでは「レバレッジの効かせ過ぎ」と簡単に片付けられていたが、自分の予想を超えた「不確定要素」が発生した際の対処は考えていなかったのだろうか?
「プロと呼ばれる人はヘッジしているはずだ」「素人が調子こいているからだ」と言う意見もあった。

いずれにしても「娯楽」の範囲を超えた話しであり、さらに、娯楽の範囲を超えることを「チャレンジ」と言うのか?と思った。

著者は過去の科学技術の発展から「失敗のリスクをとって果敢にチャレンジする」と言っているが、サイエンスやエンジニアリングでは、成果や失敗も含めての不確定要素であり、そのための努力がチャレンジだと俺は思う。

ちょっと、重箱の隅っぽかったかな。

まぁでも、色々と考えを整理できたと思う。

2011年4月12日火曜日

「まどマギ欠乏症」への対処 その3(事態は収束へ向かうのか?)

いゃっほぉー!「魔法少女まどか☆マギカ」放送日決定キターっ!!

TBS:4/21(木)27:00~ 第10話、第11話、第12話の、3話連続放送だっ!!

今、公式HPのアクセスが重いw

しかも、トップページや背景がうつバージョンになっているw

あと約10日で「まどマギ欠乏症」から開放されるのか?
それとも、全てを見終わった後に、何かが待っているかもしれないぃw

楽しみにしていよう。。。

追記:

伝説?のアニメ「キスダムR -ENGAGE planet-」がBS11にて再放送された。
すると、冒頭にて「昨今の情勢に配慮し一部映像を修正しております」とのテロップが表示された。

なん…だと…。

俺はオリジナルを見ていないので修正箇所がわからないのだが、ネットによると船の沈没シーンらしい。

他にも、映画「プリキュアオールスターズDX3」では津波が押し寄せるシーンがカットになったらしいし、「フラクタル」でもカットになったシーンがあったらしい。

「まどか☆マギカ」は。。。大丈夫だよな?

関連記事:
(第6話まで)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その1(たぶん)
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(ここで「東日本大震災」が発生)

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2011年4月11日月曜日

求む世紀末救世主(自警団がヒャッハー)

まったく、ひどいエントリーだ。

その1:福島にて

原乳の放射性物質の測定に際して、色んな産地(市町村)で混ぜた後に測定したところ、基準値を下回ったそうだ。

これに対してネット上では「風評被害を拡大させるだけ」「生産者と消費者の対立が酷くなる。政府が買い取りするなどをして、間に入るべき」「ここまで生産者が追い詰められているのか。何でもアリだ」などの意見があった。

原乳は乳飲料として直接摂取する他にも、加工品(バター、チーズ、脱脂粉乳)の原料となる。
そのため「もう外食できない」「国産の乳製品はもう買えない」などの反応がある。

昔、BSE問題で牛肉の産地を偽装した会社があった。(牛肉偽装事件
他にも、産地偽装に関係する事件がいくつもある。(産地偽装

何故、産地偽装をするのか。その理由は
  • ブランド品と非ブランド品の間の「裁定取引」によるサヤ取り
  • コンプライアンスとモラルの欠如
などが考えられる。

風評被害対策制度を悪用した詐欺、有害物質に汚染された製品の出荷など、もはや、企業・個人の性善説が期待できないほど、モラルが崩壊している。

しかも、今回の福島での原乳混合は行政が産地偽装の片棒を担いでいる。
例の「ただちに健康に影響がない」基準値を下回ることしか考えていないのだろう。

では何故、行政(県)がこんな事をしてしまったのか?
突き詰めれば、政府(国)の対応がグダグダの後手後手だからだ。

その2:岩手にて

とある港町にて、バールを振り回した火事場泥棒が、鉄パイプを持った自警団5人に返り討ちにあったそうだ。
自警団のリーダーは『おう、こんな奴、死体にして転がしておいても、今ならわからんだろう』と言ったそうだ。

うぉぉぉ、まさに、世紀末だっ!こぇー!
法治国家はどこへやら!まさに無政府状態だっ!

もうなんか、色々とおかしくなってきている。。。

その3:その筋の人たち

自分でソースを調べたわけではないが、阪神・淡路大震災の時や、今回の東日本大震災でも、震災の初期段階において、「その筋の人たち」が炊き出しをしたそうだ。

これはどういう考えに基いた行動なのだろう?
  • 義侠心?(任侠
  • 地域の治安維持w
  • にらみを利かせることで「素人は勝手なことすんなよ」と警告している
  • 当局へのアピール(今は大変な時なので無茶な事・荒事はしません)

例えると「非合法の州兵」みたいなものか。
無言の圧力により、治安維持活動に貢献しているw


福島も、岩手も、結局のところ、政府は存在してはいるが機能していないため、結果として、色んな意味で無政府状態になっている事に起因している。


結局のところ、「衣食足りて礼節を知る」と言うことなのだろう。全てにおいて。

上記の例は、衣食(最低限の生活)が足りていないと、まともな考えができない、と言う好例である。

震災の直後、「日本人の規律を守る姿勢」に対する海外の報道が多く見られた。
ネットでの反応は「日本では暴動や略奪は起きない」「人と違う事をすると疎外されるため」とあった。

清貧という言葉から連想されるように、俺は「衣食が多少足りなくても礼節を知る」のが日本人の気質だと思っていた。

だが正確には、”古き良き”日本人となるだろう。
俺がイメージするのは、俺の親の世代までだ。太平洋戦争の戦中・終戦直後世代の戦争経験者だ。

その下の団塊世代以降はダメだ。
ニュース映像で買い占め行動を映されているのが団塊世代の連中だ。
俺は団塊世代に対して良いイメージを持っていない。イナゴの大群と同等に考えている。


繰り返して言う。まったく、ひどいエントリーだ。

これが人の業だ。

これは、今日、この日、こんな事があったと言う記録だ。
それ以上でも、それ以下でもない、ただの記録だ。

関連記事:
地震すごかった(東京マグニチュード8.0っぽい)
電波時計が同期していない
計画停電きたー
計画停電きたー その2
計画停電中なんだけど、うちは停電しないっぽい(我が家が停電しない理由)
今日は卒園式(やっぱりうちは停電しないっぽい)
計画停電の詳細化(それでも、うちは停電しないだろう。。。)
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2011年4月9日土曜日

「まどマギ欠乏症」への対処 その2(じゃあ、お薬出しておきましょう)

「まどマギ欠乏症」も大分酷くなってきたようだw

昨日、再びAT-X版の第1話を視聴してしまった。

何故って?
だって、今まで1週間の楽しみにしていたのに、金曜日の夜がつまらなくなってしまったから。。。

まぁ、先週あたりから2011年春アニメがスタートし出したので、幾分、「まどマギ欠乏症」への慰めにはなっているが。。。
新年度スタートの時期なのに、これと言うインパクトのある作品が見当たらない。。。

ふぅ。自分でも書いていて、やや病んでいるのが自覚できる。。。

そんな中、「まどマギ欠乏症」の症状の緩和効果が期待される新薬が発売されたw(大げさ)

それが「オトナアニメ」Vol.20「魔法少女まどか☆マギカ」80ページ総力特集っ!!である。

アマゾンで注文すると自宅に届けられてしまい、3次元のうちの嫁に怒られてしまうのである。
そこで近所のTSUTAYAで購入することにした。
最初、コーナーを見渡しても見つけられず焦った。そして残り2冊を見つけ、キレイな方の1冊をレジに持っていく。
よかったぁ。お薬、手に入ったよ。ふぅ。

さて現時点ではまだ未読状態w wktkが止まらないっ!


ところで、「魔法少女まどか☆マギカ」オンリーイベント ~もう何も怖くない~ と言うものがあるらしい。
しっかし、何と言うサブタイトルだw

このイベントは、西又葵先生のツイートで知った。
先生自身も同人を出すらしい。カタログ用イラストがアップされていた。
このイラスト、西又顔?のまどか×ほむらなのであるw
うめ先生顔じゃないのに、しっかり魔法少女になっとるwすげぇーw
Navelの新作紹介のイラストみたいだw

イベント、きっと、盛り上がるだろうなぁ。
当日、会場は「まどマギ欠乏症」の人たちで溢れかえっていることだろうw

関連記事:
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「魔法少女おりこ☆マギカ」おもしろいね(同時に、こえぇー)

2011年4月6日水曜日

子供たちの震災支援活動について(いい話だ)

今日の夕方、MX(だったかな?)のニュースを見ていたら、被災地にランドセルを送る活動のレポートをやっていた。

「株式会社 協和」と言うランドセルメーカーにて「がんばれ!被災地のこどもたち!!みんなでランドセルを贈ろう!」と言う活動をしている。
(現在、不要になったランドセルの募集は終了。募金は継続中)

レポートでは、全国から集められたランドセルを工場の中でおばちゃんたちが一所懸命にキレイにしているところが映っていた。

全国から贈られたランドセルには子供たちの手書きの手紙が添えてあった。
そして、キレイになったランドセルのフタの裏(よく時間割を入れておく透明な箇所)に、子供たちの手紙を入れて送り出していた。

インタビューでは「子供たちの『自分たちも何かしたい』と言う気持ちが充分に伝わり、その気持ちを届けたい」と言っていた。

この会社は既に新品のランドセル3,000個を被災地に送ったそうだ。
(追加:イオンは新品のランドセル約12,000個を寄贈するそうだ)

。。。イイね、こういうの。

小学生による小学生のための震災支援活動としては一番良い活動だと俺は思う。

以前に、東京の小学生が校内や街頭で募金活動している様子をニュースで見た。
小学生による募金活動が悪いと言うわけじゃないが、こう何と言うか、空回りしている感じがする。

小学生の「自分も何かしたい」と言う気持ちは各世代中では一番強いのかもしれない。
ただそれだけに、子供たちは大したことができない自分が歯がゆいのだろう。

先日、町内会の回覧と一緒に、茶封筒にわざわざ印刷までされた募金袋が各家庭用に配られた。
こちらは、小学生の募金活動よりも、さらに上滑り、もしくは上っ面だけな感じだ。

重ねて言うが、募金活動がいけないと言うわけじゃない。
俺自身、大学生の頃、「あしなが育英募金」のボランティアで街頭募金をしたことがある。

ただ、今回の町内会の募金はコミュニティによる半強制であると言っても過言ではない。
募金袋を集める班長さんには各家庭からの募金の有無とその金額が全てわかるのである。

募金は「善意」によってのみ行なわれるべきであり、「お付き合い」でするものではないと俺は思う。

募金をする人は自分でするだろうし、そのための機会や手段は幾らでも存在する。
自らの意思で募金しない人や事情でできない人に対してまで、印刷済みの茶封筒を配布する必要は無いのである。
そうまでして、地域の自治会による実績が欲しいのか?と勘ぐってしまう。
(「歳末たすけ合い」募金や「赤い羽根」共同募金なども、各家庭に茶封筒が配られ「集金」される)


一方、国会内にある参院議員食堂では「被災地支援カレー」が好評だと言う。

参院議院運営委員会が「被災地のために何かできないか」と食堂側に要請したのだと言う。

福島県産のジャガイモとニンジンを使い、通常のカレーより50円安い500円で提供しているそうだ。
普段は1日数食程度しか注文されないが、支援カレーは毎日30~40食の人気なのだそうだ。

まず、食堂側に「要請」したのが気に入らない。丸っきりパフォーマンスだ。

もし食堂側が「福島産や茨城産の野菜を使ったメニューはどうでしょうか?」と言ったら、どうなるか?
「ただちに健康への影響はない」素材を使って調理したメニューを参院議員食堂に出せば良いのである。
(なお、ジャガイモとニンジンは放射線基準値による出荷停止とは無関係である)

さらに「通常は数食しか出ないカレーが連日大人気」なのも気に入らない。

風評被害に対する支援にはなるが、500円のカレーを食べて被災地支援をした気になっているのである。
さらに、周囲の人が「支援カレー」を食べているので、自分では他のメニューが食べ難くなっているのである。

本当に支援するつもりであるならば、普段食べている1,000円以上のランチを「普通」のカレーにして、その差額を「毎日」募金すれば良いのである。

「支援カレー食っているオレ、かっけー」
「普段はうまいもの食っているのに、カレーで我慢しているオレ、かっけー」

まさに、自己満足と自己陶酔と政治パフォーマンスの世界である。


子供たちの純粋な気持ちを以って、行動で示す大人はいないのだろうか。

関連記事:
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2011年4月5日火曜日

「まどマギ欠乏症」への対処(まどマギ成分補給)

まどマギ成分補給のために、AT-X版を視聴した。

AT-Xでは4/2から放送がスタートした。で、そのAT-X版第1話を先ほど視聴した。
お?ちょっと何かが違うかもしれん。

先日のニコ動で配信された第10話は、MBSでの放映後の短い間にもかかわらず各所で修正が入っていたので、AT-X版も先の地上波版よりも修正が入っているかもしれない。

気になったので、TBS版第1話を続けて視聴した。
動画部や背景について修正があるのかもしれないが、俺にはわからなかった。

俺が気付いたのは音楽であった。
TBS版では、冒頭の「ワルプルギスの夜」での「Magia」の再生速度がスローになっていたので、音程が低くなっていた。
他にも、マミさんの戦闘シーンで、「マミさんのテーマ」がやはりスロー再生になっていた。
また、最後の予告(エンドカード表示)のBGMもスロー再生になっていた。

AT-X版では、それぞれの音楽の再生速度は通常通りになっていたので、こちらの方がテンポが良い。
スロー再生だったのは「おどろおどろ感」を出したかったのかもしれない。

もし絵の方に修正が入っていたら、どこかの職人さんがキャプ画の比較画像を作ってくれるだろう。

現在我々は、第10話までの視聴が完了している。
そこで改めて第1話を見ると、色々と気付く点があった。

まどかに名前のことを言われたほむらが唇をかみ締めた理由。
当時は判らなかったが、第10話を見た後の今なら判る。

なぜ「魔法少女」であるほむらが「マスコットキャラ」に対して危害を加えるのかw
(「魔法少女もの」の前提条件から考えると当時は理解できなかった)

マミさんと対峙して、立ち去ろうと振り向くほむらの一瞬の悔しそうな顔。。。

これは若干同人ネタっぽいが、習い事のために帰ろうとする仁美の横で、さやかが「上條君のためにCDショップに寄りたい」と言った時の仁美の心境はどんなもんだろと想像してしまった。

。。。と言うわけで、AT-X版、TBS版と第1話を2回続けて視聴した。

一応、まどマギ成分が補給できた。。。でも、やっぱり物足りない。。。

たのむから、早くなんとかしてくれ。。。

関連記事:
(第6話まで)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その1(たぶん)
(第7話)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その2
(第8話)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その3
(第9話)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その4
(第10話)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その5

(ここで「東日本大震災」が発生)

「魔法少女まどか☆マギカ」この後どうなるの。。。
「まどマギ欠乏症」(俺もだ)
「まどマギ欠乏症」への対処(まどマギ成分補給)
「まどマギ欠乏症」への対処 その2(じゃあ、お薬出しておきましょう)

(第10話、第11話、第12話の放映日決定)

「まどマギ欠乏症」への対処 その3(事態は収束へ向かうのか?)

(第10話、第11話、第12話)「魔法少女まどか☆マギカ」すごかったネ(心地よい余韻とは何だろう?)

「魔法少女おりこ☆マギカ」おもしろいね(同時に、こえぇー)

2011年4月4日月曜日

放射線汚染水が海にダダ漏れ(学生実験の思い出)

その昔、大学の学生実験(分析化学)で海水の成分分析をしたこどがある。

実験の最終結果は、サンプルの海水に含まれる成分とその濃度をまとめることだった。

後期からの実験に備えて、夏休みの終わり頃、男3人、友人の車に乗り込んで、早朝の福島のどこかの海岸でサンプルを採取した。

何故、福島の海岸でサンプルを採取したのか?

「東京、神奈川の汚い海水よりもキレイなところで採取しよう」
「海水浴場ではないキレイなところで採取しよう」
と、当時考えたのだと思う。若干、偏差値の低い会話・発想なのは否めないがw

友人の中に茨城県人がいたので、結局北上して福島まで足を延ばしたのであった。

採取した場所が河口の近くだったせいか、ナトリウムイオンと塩素イオンが少なめの薄い海水だった。

実際に分析すると、海水には色々な元素が含まれている。
貴金属(金、銀、銅、プラチナ)、鉄、コバルト、マンガン、ニッケル、亜鉛、カリウム、ナトリウム、カルシウム、マグネシウムなどなど。。。

結晶だったり、錯体だったりと、色んな形で色んな元素を析出させる。
大変だったが、とても楽しい実験だった。

もし今、同じ福島で海水の分析をしたら、大変なことになるだろう。。。
ウラン、ヨウ素、セシウム、もしかすると、プルトニウムなんかも検出したりして。。。

さらに今日、汚染水を海に放出したから、福島以外の海水も大変なことになっているだろう。。。

今年の学生実験は海水の分析をやるのだろうか?

俺たちの時は城ヶ島で採取した奴がいたが、まぁ、今やるとしても、日本海側の海水だろうなぁ。
関越走って新潟あたりで採取するのが妥当な線だな。

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モンハン番組「一狩り行こうぜ」がおもしろい(さすがは俺たちのテレ東)

モンハンのプロモーション番組である「一狩り行こうぜ」がおもしろい。

俺はモンハンシリーズを一度もプレイしたことがない。
そんな俺でも「一狩り行こうぜ」は見ているだけでもおもしろい。

番組のメインである「ガチ狩り」はMCチームとゲストチームによるガチンコ対決である。
4人1組でチームを組み、指定のクエストのクリアタイムを競う。

この「ガチ狩り」のガチはガチンコ対決に由来しているとは思うのだが、実際は、番組の出演者たちがテレビであることを忘れて真剣に(ガチで)ゲームをプレイしていることを指しているのだと思う。

しかも番組出演者たちは全員「いい大人」たちであるw
同じテレ東の夕方の番組みたいに、大人のお笑い芸人たちが小学生たちwとドッジボール対決するのではないし、番組自体、深夜の放送である。

つまり、ゲーム番組だからと言って、子供を全くターゲットにしていないのである。

しかし大人向けだとしても、パチンコ・パチスロ番組みたいに、お姉ちゃんたちの無意味な「うっふん」サービスは無いので、もし録画した内容を子供たちに見せたとしてもBPOににらまれる事は全く無い作りになっている。

俺は、この番組の制作者はクレバーだと思う。

子供に媚びるのでもなく、大人に媚びるのでもなく。
マニアに媚びるのでもなく、ゲームをしない人に媚びるのでもなく。
そのあたりの全ての「バランス」が絶妙なのである(褒め過ぎか?)

この「一狩り行こうぜ」のおもしろさは、突き詰めると、ゲーム自体のおもしろさであると言えると思う。
ギャラリーしているだけでおもしろいゲームと言うのは、そうそうあるものでは無いと思う。

先日「.hack//Quantum」OVAの第1話をMXで見た。
話しの内容はともかくとして、「MMORPGってのは、思ってた以上にめんどくさいものだなぁ」と感じた。

MMORPGと比べて、モンハン(PSP版)は全てのサイズが「ちょうどいい」のである。
顔が見える範囲の4人で、face to faceであれこれ言いながら、10~20分くらいの間、盛り上がれるのである。

この仲間うちでワイワイ楽しくやっている感じをTVショーとして見せるにはどうするか?

現実はPSP4台をつき合わせてプレイしているので、当人(4人)以外の周囲の人間がギャラリーするのは困難である。
そこで、4人のプレイを録画して、編集とナレーション(きたえり!)によって、周囲の空気感も含めて実況しようとしている。

知識の無い俺でもギャラリーしていて楽しめるのは、ナレーションと、間に挟まれるちょっとした解説のおかげである。
先に、番組制作のバランスが良いと書いたが、この辺も、一見さんお断りのマニア向けでもなく、ハードルを下げ過ぎて逆に回りクドいのでもなく、ちょうど良いのである。

「一狩り行こうぜ」4月延長!と言っていた。できれば、長く続いて欲しいなぁ。。。


先日、高校時代の友人であるイシカワに会ったとき、家族でモンハンやっていると言っていた。
イシカワのところは、既に2人の子供たちはJK(!)なので、家族でモンハンやったら楽しそうだ。
ちょっとイシカワがウラヤマシイw

うちの場合、まもが幼稚園児なので、まだ無理っぽいかなw
でも、家の中にPSPが4台あるのって、今は普通なのかぁ。。。w

2011年4月3日日曜日

「まどマギ欠乏症」(俺もだ)

震災関連のエントリーに食傷ぎみなのは「江頭2:50△(エガちゃん、すげぇよ) プロジェクトを成功させるためのFEMA論」の頭にも書いた。

そろそろ、サブカルネタのエントリーが書きたいと言うパッションはあるのだが、肝心のネタが乏しい。

そんな中、「まどマギ欠乏症」と言うワードが目についた。

pixivの絵師たちが、まどマギ成分の不足のために「まどマギ欠乏症」となり魔女化しているそうである。
そのため、魔女化した絵師たちがpixivで公開するイラストの内容が大分病んできているそうである。

中には(ネタ的に)意味のわからないイラストもあり、事態は深刻のようだw

「まどマギ欠乏症」は、特に「魔法少女まどか☆マギカ」第11話の放送が休止されて以降、急激に患者数を増やしている。
また発症例は日本国内に止まらず、海外での発症も多数確認されている。

もしこれが本当の病気であるならば、「事態を重く見た厚生労働省は…」などとニュースになりそうな勢いである。

サブカル分野の疾患で、最も臨床研究が進んでいるのが「釘宮病」(アンサイクロペディア)である。

このままの状態では「まどマギ欠乏症」は「釘宮病」に迫る疾患になるかもしれない。
「まどマギ欠乏症」の早期解決のために、関係各位の迅速な対応が望まれる。。。

たのむから、早く何とかしてくれ。。。

関連記事:
(第6話まで)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その1(たぶん)
(第7話)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その2
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(第9話)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その4
(第10話)「魔法少女まどか☆マギカ」すげぇ その5

(ここで「東日本大震災」が発生)

「魔法少女まどか☆マギカ」この後どうなるの。。。
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江頭2:50△(エガちゃん、すげぇよ) プロジェクトを成功させるためのFEMA論

ここのところ、地震関係のエントリーばかり書いていて、いい加減、自分でも食傷ぎみであった。
でも、震災直後にエガちゃんがとった行動は、マジで尊敬だ。

細かいことは面倒くさいからここでは書かないが、ググればわかると思う。
放射性物質が飛び散っている時に、いわき市の老人ホームに、文字通り体を張って物資を届けたのである。

ネット上では「売名行為だ」「安全な所から金だけ送って『応援している』奴らは見習え」などの意見があるが、エガちゃんが実際にとった行動に対してのみ考えるのであれば、これらの意見は的外れであり、物事の本質を捕らえていない。

エガちゃんは、必要な時に、必要な物を、必要な場所に、的確に届けることができたのである。

つまり、これをひとつのプロジェクトだと考えれば、
  • 情報の収集
  • 情報の分析
  • 計画立案
  • リソースの手配(人、物、金、手段など)
  • 実行
などが、全て正しく機能した結果、プロジェクトの成果が得られたのである。

これらを短期間のうちに実行できたことは、エガちゃん本人や周囲の関係者が冷静な判断を下せるクールな頭を持ち続けたためでもあろう。

熱い気持ち(パッション)は、行動のきっかけやモチベーションの維持に必要だが、今回の例では「緊急通行車両確認証明書」を手配するなど、プロジェクトの成功に必要な「段取り」を計画するだけの冷静さが必要である。
アドレナリンが噴き出す状況下であってもクールでなければ、気持ちだけが上滑りするだけである。
「熱いハートとクールな頭」とは良く言われることだ。

そして、これらの事を短期間のうちに実行できたことこそが最大のポイントである。

アメリカには「FEMA(Federal Emergency Management Agency)アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁(wikipedia)」と言う機関がある。
ハリケーン・カトリーナの際のニュース映像でもよく見かけたし、フィクションでは「Xファイル」にも出てくる。
少し前になるが、ディスカバリー・チャンネルでFEMAが現場を仕切るドキュメンタリーも見た。

世代的に判り難い例えかもしれないが、このFEMAは要するに「サンダーバード1号」なのである。

いち早く現地に駆け付けて、現地対策本部を立ち上げる。
そして、あらゆる状況に対して冷静な判断と的確な指示を「素早く」出すのである。

緊急事態下では、全ての事象において「正確さ」と「スピード」が要求される。
これらはトレードオフできない。どちらも必要なのである。
そして、FEMAのような人たちはストレス下における「正確さ」と「スピード」に対する訓練を積んでいる。

映画「ボルケーノ」では、主人公(トミー・リー・ジョーンズ)がそれこそ臨機応変に現場を仕切って、困難な状況を乗り切っていく様子が描かれている。
超人的な能力を発揮するスーパーヒーローではなく、訓練を積んだプロフェッショナルが等身大の人間として、自然災害(またそれに起因する二次災害)に立ち向かっていくのである。

ここでFEMAの例を持ち出したのは理由がある。
連日報道される政府の対応のグダグダっぷりに、俺を含めた国民が呆れているのである。

但し、俺は民主党だけがマズいとは思っていない。
政権交代前の自民党だったとしても大して変わらないだろうと思う。

要するに、統括的に危機管理を行なうプロフェッショナル・エキスパートがいないのである。

個々の組織(警察、消防、自衛隊、医療機関、電気、ガス、水道、通信など)では「それぞれの緊急事態」に対する危機管理体制があり、それらに対する訓練もあるとは思うが、連携が取れていないために非効率な運用となっている。
そしてその結果として、全てが後手となり、状況をさらに悪くしている。

地震、そして、その後の津波は、不謹慎かもしれないが、まぁ仕方ないと言うしかない。
自然災害だから、人知を尽くして備えるしかない。
ただ、その後の原発事故の始末の悪さは人災と言われても仕方ないくらいの場当たり的であり、その被害と規模はシャレにならない。

非常事態では現場にいるFEMAに権限が集約される。
軍や警察、消防、医療機関、民間企業もみんなFEMAの言うことを聞き、協力する。
また、情報の収集・分析のために、対象となる分野の学識者もFEMAに協力する。

これが日本の場合、「原子炉に詳しい」先生方はテレビ局のスタジオで原子炉の断面図を示して、原子炉による発電の仕組みから我々に解説してくださる(これは言うまでもなく皮肉だ)

ただ「そんな解説している暇があったら現地に協力しろ」とは言い難い。たぶん、役に立たないだろう。。。

先生方は、原子炉が壊れたら「どうなる」は判ると思うが、壊れたら「どうしたら良いか」については考えたことがあるのか疑問だ。

これは想像の範囲を超えないが、原子力学会?では事前の安全性については論じられているだろうが、事後の対策について研究している学者はいるのだろうか?
またその研究者がいたとしても、その知見が現場に届くだろうか?

仮に、事後の対策についての研究者が存在したとして、また、その知見が現場に届いたとしても、それを実行に移すにあたり「組織の壁」が邪魔をすると言うオチが容易に予想できる。

震災の初期の頃、ネット上では枝野官房長官を指して「日本のジャック・バウアー」と言われた。
危機的状況下で、孤軍奮闘する様がそのように例えられたのである。

ただし、本物?のジャック・バウアーは、文字通り目的のためには手段を選ばないのに対して、日本のジャック・バウアーは「超法規的措置」は(表面上は?)取らないのである。

今回のような大震災の場合、多少のことは目をつぶっても、もしくは事後処理するとしても、危機的状況を乗り越えるための行動力をもった個人・組織があっても良いのではないかと思う。

改めて考えると、エガちゃんをリーダー?とする「組織」が、物資を届けると言う「プロジェクト」を成功できたのは、冷静な判断に裏打ちされた行動力の結果であり、無理、無茶、無謀な行動ではないことが良く判る。
「許可書」を申請したり、コストコの上の人に話しをつけたスタッフ(たち)が優秀なのだと思う。

これでも俺はSEなので、プロジェクトの状態の良い時/悪い時を経験している。
カリスマリーダーだけのプロジェクトはうまくいかない。
また、優秀なメンバーを集めただけでも、うまくいかない。

各分野のエキスパートによる「全員野球」ができた時が最強だ。
これはリーダーシップとメンバーシップが相互に機能している状態だ。

但し、エガちゃんのプロジェクトの規模は1箇所の老人ホームが限度である。
これは言うまでもなく非難ではなく、事実である。

広範囲、かつ長期間に渡る支援を継続的に実施するには、FEMAのような組織を頂点とした大規模な体制が必要である。

日本版FEMA論は以前からあったようだが、結果として、間に合わなかったのが残念である。

阪神・淡路大震災、東日本大震災、と経験を重ねて、いよいよこれから日本版FEMAの設置に向けての議論が現実味を帯びてくるだろう。

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